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引き寄せの法則

注意と意識とエネルギーを向けるものは、
良いことであれ、悪いことであれ、現実のものとなって現れる。
「思考は現実化する」

――それが、引き寄せの法則。



「ねえ、最上さん。“引き寄せの法則”って知ってる?」

「いえ。なんですか?それ。」

「なんかね。最近流行ってるらしいんだ。」

「へえ~。いったいどんな法則なんですか?」

「そうだね・・・。じゃあまず聞くけど、今君だったらどんな理想の現実、未来を引き寄せたい?」

「そうですね・・・。大女優になる、ことでしょうか。」

「なるほど。」

「敦賀さんと肩を並べられるくらい、演技力のある女優になりたいです。」

「嬉しいことを言ってくれてありがとう。いつまでも君にそう思ってもらえるよう、俺もがんばるね。で、引き寄せの法則だけど・・・。」

「はい」

「君が引き寄せたい未来が“大女優になった自分”だったら・・・私は大女優だ。って本気で思いこんで、そうなった自分をイメージするといいんだって。そうやって思いこんでいると、いつか本当にその未来が君の元へ引き寄せられる。思いこんだ未来が現実になる。それが引き寄せの法則。」

「す、すごいですね。未来が引き寄せられるなんて!でも、そのためにまず思いこむ・・・んですか?」

「うん、そう。最上さん、得意そうだよね。思いこむの。」

「・・・敦賀さん、なんだかそれあんまり嬉しくありません。」

「え?そんなことないよ。褒めてるんだよ。ほら、ある意味、演技は思いこみからはじまるようなものだから。ね?そうじゃない?」

「言われてみれば・・・美緒もナツも自分はこういう人間なんだって思いこんだからできたような気がします。」

「でしょ?だから思いこむのが得意っていうのは、女優には大事な要素だと思うよ。・・・話は戻るけど、それを応用して、未来の自分はこうなんだって思いこむ。すると・・・それが現実になるんだって。」

「え!ほんとですか!?」

「まあ、ほんとかどうかはわからないけれど・・・そういう話。今話題らしいよ。」

「でも・・・思いこむだけでなれるんなら、誰でも願った通りの人生を簡単に送れそうですけど。」

「それがね、意外とそうじゃないらしいんだ。人間って本気で自分はこうだって思いこむのはなかなか大変みたいでね。」

「へえ~、そういうものなんでしょうか。」

「たとえば、さっき最上さんがなりたいって言ってた大女優。」

「はい。」

「大女優になりたいって思ったとき、“でも無理かも”とか“もしなれるなら”とか思ったりしなかった?」

「もちろん思いました。だって本当に今の自分じゃまだまだですから。」

「それじゃ、だめなんだ。」

「え!?どうして?」

「“無理かも”とか“もし”って思うのは“自分にはなれない”って気持が根底にあるからだと思わないかい?」

「言われてみれば・・・そうですね。」

「ってことは、“私は大女優だ”とは思いこめてないってことになる。」

「たしかに!たしかにそうです!敦賀さん!」

「ね。それじゃだめだってこと。そうじゃなくて、自分はもう大女優なんだって思いこまないと。」

「はあ・・・・なるほど。案外難しいもんなんですね。」

「そうだね。でも、きっと最上さんならできると思うな。」

「え!?そうですか。それは買いかぶり過ぎでは?」

「ほらっ!それがもうだめ。」

「うわあああ、むずかしいですぅーーー。」

「じゃあ・・・俺もちょっと手伝ってあげるね。」

「手伝って・・・いただけるんですか?それはまたどうやって?」

「・・・『最上さんは、俺に恋をしている。俺のことが大好きでたまらない。』」

「・・・は?敦賀さん、いったいなにをおっしゃってるんですか。」

「ん?だから引き寄せの法則。『最上さんは、俺に恋をしている。俺のことが大好きでたまらない。』」

「な、な、な、な、なにをおっしゃるんですか!そんなの私が大女優になるのにぜんぜん関係ないじゃないです!」

「え?そうかな。でも、ほら今度君がする役。俺に恋する設定だったでしょ。大女優になるなら、まずその第一歩となる演技が真に迫ったものにならないとだめじゃないかと思って。
とくに君はラブミー部なんだから。現実に俺のことを好きになるくらいじゃないと、上手くいかないんじゃないかな。」

「なるほど。・・・ってソレ、なんか違います!ぜったい違います!!!」

「・・・え?そう?」

「そうです!!!!」

「でも、最上さん大女優になりたいんだよね?」

「はい。」

「じゃあ、恋する気持ちをしっかり掴んでおかないと、いずれ困ると思うな。」

「・・・。」

「そう思わない?」

「思いませんっ!第一敦賀さんに私のような者が恋なんて愚かな真似、失礼です!不敬です!大罪です!うまくいえないですけど、とにかくダメ!ダメです!」

「不敬とか大罪って・・・言い過ぎだよ。はあ・・・。・・・まあ、いいや。じゃあ、もう一つ教えてあげる。」

「なんでしょう?」

「願いを叶えるために心理学的にもかなり有効だと言われていること。」

「わぁーーー!ぜひ教えて下さい!知りたいです!」

「んーっとね。願いを叶えるためには『いい気持ちになることが、最も大切である』んだって。」

「いい・・・気持ち・・・ですか?」

「そう。」

「いい気持ち・・・?」

「よくわからないみたいだね。」

「はい。いい気持ちになるって・・・具体的にどういうときをいうんでしょう?」

「そうだね。たしかにわかりにくいかも。じゃあ・・・どう?俺と試してみる?いい気持ちになること。」

「・・・は?」


(えええええ!!!???な、な、な、な、なんで、ここで夜の帝王が登場するのぉーーー!!??
誰か、誰か教えてーーーーー!!!きゃああああーーー!!!)





fin

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