似非紳士vs手練れ男 初戦 (完) の記事一覧

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似非紳士vs手練れ男 (1)

「あの・・・貴島さん、ですよね?」

学校帰りに自転車を飛ばしていたキョーコは、甘味処の前でショーウインドウを覗き込む男をみつけて、慌てて自転車を停めた。

「あれ?京子ちゃん、こんなところで会えるなんて・・・まるで運命だね。」
本人であることを確認したキョーコが、自転車から降り丁寧におじぎをすると、貴島はにやりと笑って答えた。

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似非紳士vs手練れ男 (2)

「うわああ、すっごく美味しいですぅ~。」

満面のハニースマイルであんみつをぱくぱく食べるキョーコを、くすくす笑いながら見つめる貴島。

(ほんとに気持ちいいくらい、おいしそうに食べるなあ~。なんか見てるだけでこっちも嬉しくなっちゃうよ。大人美人もいいけど、こういうのも案外悪くないもんだね。)

「だねー。京子ちゃんのおかげでこんな美味しいもの食べられて、俺しあわせ~。」
「いえいえ。わたしこそ、ご相伴に与り光栄です。」

似非紳士vs手練れ男 (3)

怖くて振り向けない。
でも振り向かないわけにいかない。


恐る恐る振り返ったキョーコの目に映ったのは、予想通りの人物だった。
しかも・・・

似非紳士vs手練れ男 (4)

「な、な、な、なにするんですか!敦賀さん!!!」

思いもよらぬ蓮の行動に、固まっていた体が一気に解け、キョーコはビクッと飛び上がった。
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