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雨が雪に変わるまで (1)

こちらは初の長編作品です。
長編を思案していたときに出会った、amebaサイト『リク魔人の妄想宝箱』seiさまのリク罠「形跡を探して(仮)」プロローグがぴたりとはまり「書いてみたい」心が一気にふくれあがって数週間、さんざん穴の前をうろうろした末に“ドボン”した作品です。
第3話までは、seiさまが書かれたプロローグがベースとなっておりますので、予めご了承ください。


※このお話について※
この話のキョーコちゃんはかなりうじうじしています。蓮さんも。なんで展開がやや暗く、心情説明が多くなる可能性があります。また、わたしは蓮キョ派ですが、スキビの登場人物は尚やレイノを含め、どのキャラもそれぞれに好きです。そのため、作中に登場した際、みんなそれなりにいい人化される可能性があります(もちろん、その場合そうなる背景は書くつもりですが)。とくに尚の扱いについて、それでもいいという方のみご覧ください。

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雨が雪に変わるまで (2)

(・・・いやだ。いやだ、いやだ、いやだ!)

蓮の笑顔を認めた瞬間、キョーコの胸の内に言いしれぬ寂しさと不安がこみ上げてきた。

(このままここにいちゃいけない)
恐怖が心を支配する。

雨が雪に変わるまで (3)

荷物を抱え、敦賀さんのマンションを出た。
―――これが最後。
通りに出たところで、建物を振り返る。

この3年というもの、当たり前のように足を運び、当たり前のように食事を作り、ときには当たり前のように泊ったりしていたこの場所。
その“当たり前”が今はこんなにも遠い。

雨が雪に変わるまで (4)

「…で、最近敦賀さんとはどうなってるわけ?」

敦賀さんの家から荷物を引き上げた翌週、キュララ以来3年ぶりにモー子さんと共演するCMの撮影があった。
せっかくモー子さんと会っているのに心が晴れないなんて・・・こんなこと初めて。
無理にはしゃいでみたけれど、モー子さんはそれが似非笑顔だってすぐ気づいたみたい。
触れられたくなかった話をいきなり直球で振られ、思わずサーッと顔が青ざめるのが分かった。

雨が雪に変わるまで (5)

先月、非公式ながらハリウッドからオファーがきた。

“敦賀蓮”の演技を認められ、監督から直接指名された準主役級の役どころ。
ようやくこの時がきた、そう思った。

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